太陽光発電Q&A
お客様のギモンにお答えします
「kW」や「kWh」はどういう意味?
発電量を表す単位です。
「kW」は「電力」の単位です。電力をたとえれば、蛇口から出る水の流れと考えることができます。
使った電気の量(消費電力量)は、蛇口の大きさ(水流の大きさ)だけでは計算できません。 これを求めるには、水流の大きさと、水を流した時間を掛け算する必要があります。W(ワット)と時間(h)を掛け算したものがWh(ワットアワー)というわけです。
「kW」は瞬間の電力、「kWh」は電力量ということになります。
太陽電池の寿命はどれくらい?
20年以上と言われています。
太陽電池の住宅用への実質的な導入は1992年からのため、どのくらいもつかというデータがありません。
太陽電池モジュールのアルミフレームの寿命が大方20年程度といわれているので、「寿命は20年位」と言われてはいますが、設置管理に注意すれば30年以上の耐用が得られると言われています。
設置場所や設置条件によって異なりますが、一般的に太陽電池で20年、パワーコンディショナで15年は寿命があります。
ちなみに長崎県尾上島灯台の太陽電池は1966年に設置され、現役で故障なく稼働(50年間)しています。
曇りの日でも発電できる?また積雪したらどうなる?
光が当たる限り発電します。
雨や曇りでも、晴れの日よりは少なくなりますが太陽の光の量(明るさ)に応じて発電します。
また積雪が太陽光パネルを完全に覆ってしまった場合は発電できません。
太陽光パネルに光が届く程度の積雪の場合は、太陽電池セル部蓄熱と周囲の気温上昇により一部の雪が溶け滑落します。
メーカーによって違いは有るの?
あります。
各メーカーによって価格も特色も全く違いますし、設置する屋根の形状によって一概にどこのメーカーが良いとは言えません。
電温はお客様の費用と効果を考え、屋根の調査をしっかりとしたうえで、メーカー選びも含めて最適なアドバイスをさせていただきますので、その上でご検討いただいた方がBESTです。
売電料金の受け取りはどうするの?
契約する電力会社との契約が必要です。
受給契約時に電気料金の振替口座を指定していれば、その口座に振り込まれます。
「売電用メーター」と「買電用メーター」の二つのメーターは個々に検針されますので、通帳に売電料金が振り込まれる際も買電分と相殺されることはありません。
なので買電については、今までどおりのお支払いになります。
1年間の発電量はどれくらい?
4kW程度のソーラー発電システムを搭載した場合の年間予測発電量は、4500~5400kWhとされています。
地域、屋根の角度、方位、隣地・周辺の建物の影響など様々な要件で変わってくることがあり、正確な発電量は不明です。
寒冷地域では日射量が少ない傾向があり、太陽光発電に不向きのようですが、一般的な太陽電池モジュールは温度が低いほど発電効率が高くなります。
逆に温度が高くなると発電効率は低下するため、日射量が多くても夏の発電量が最大になることはありません。
電温では、地域ごとの太陽光発電の過去データをご提供できますので、お気軽にご相談ください。
1日の発電量でエアコンも動かせる?
エアコンも動かせる発電量ですが、直接利用はできません。
エアコンの能力によりますが、6~8畳用で2~3kW程度です。
仮に、太陽光発電システムが3kWであっても5kWであっても、非常用コンセントから供給できる電力は1.5kWが上限です。
これは各メーカー共通の仕様であり、仮に1.5kWを超える発電をしていても、それは使うことができません。
太陽光発電モジュールを屋根に乗せても大丈夫?
1坪当たり約40kgです。
発電モジュール(パネル)を何枚載せるかによって変わりますが、一般的な戸建て住宅の屋根に設置する規模では、トータルで300~400kg程度になります。
400kgといえば、体重80kgの人間5人分です。これだけの重量が常に屋根に乗るわけですから、設置にあたっては、それだけの重量物設置に、屋根や家全体が耐えられるかどうかをしっかり確認する必要があります。
この確認は素人ではできませんから、現場調査のときに工事業者に依頼することになります。現場調査で強度が十分でないと判断された場合は、別途補強工事が必要になります。
電温は、「太陽光発電は6,000件以上の施工実績」があるので、技術に自信があります。